GEROPPAの昼食のローテーションのひとつ「ラーメンショップ 森松店」に行くのは、この作品を最新号で読むためでもあります。
深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)
posted with amazlet at 09.05.24
安倍 夜郎
小学館
小学館
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理想の店主?!訳アリな店の主人と織り成す現代の人情物
あってほしい、いや、きっとある!
メニューはこんだけ。
きのうのカレー
深夜食堂は営業時間は午前零時から朝の7時頃まで。メニューは豚汁定食にビール、酒、焼酎・・・それだけ。
あとは勝手にちゅうもんしてくれりゃあ、できるもんなら作るよ。
という、一見訳ありげなマスターがやってる、新宿の裏通りのちいさなお店。
ちなみに、1巻の目次はこんな感じ
第1夜 赤いウインナー
第2夜 きのうのカレー
第3夜 猫まんま
第4夜 しょうゆとソース
第5夜 牛すじ大根玉子入り
第6夜 納豆
第7夜 焼き海苔
第8夜 たらこ
第9夜 カツ丼
第10夜 ナポリタン
第11夜 ポテトサラダ
第12夜 キューリのぬか漬け
第13夜 スイカ
第14夜 ラーメン
箸休め カツカレーこのメニューとそれにまつわる人間模様が一話完結で語られます。
この目次みたらわかりますが、どれもこれもうちでも食べられるような、どこにでもある普通のメニューです。
客も、うちで食やぁいいものを深夜にわざわざ食堂で食べるんですから、
第14話のラーメンに至っては、札幌一番みそラーメンと明星チャルメラですからね。
それでも、深夜食堂に夜な夜な現れては、毎回同じもの注文するわけで、当然そのメニューには、それぞれの登場人物にまつわる物語があるわけです。
食べ物って、一回好きになってしまうと、それが多少古くさくなっても、他人からは決していいといわれないものでも、へんな味付けだったり食べ方だったりしても、その人にとってはいつも最高のごちそうなんですよね。
単に食欲を満たすものなんじゃなくて、空っぽの心をあったかく満たしてくれる。冷えきった気持ちをあったかく包んでくれる。大好きな人が近くにいるような気持ちにさせてくれる。
そういうものが深夜食堂にいくと食べられる。
うちの近所にもほしいなぁ、深夜食堂。
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