2011/10/03

「はじめまして、ラジオです。」改め「お供します、ラジオです。」

このNHKと民放各社が共同で行うはじめまして、ラジオです。」キャンペーンに大いに疑問を感じている。




これはBLOGOSで、TBSラジオの加藤嘉一社長がインタビューに答えた記事


氏いわく

「ラジオは嫌われたわけじゃない、知られていないのだ。面白いか面白くないか、戦ってもいない。TV・新聞と同じように「ラジオ」というものがある事を、若者に知ってもらいたい」と

これだけど、ほんとにラジオを若者に知ってもらう必要はあるのか?
ラジオ局で働く人やその家族にはもちろん未来はある(必要だ)が、ラジオというメディアが進むべき未来は本当に残されているのだろうか?



 ラジオの現状を簡単に説明しておこう。セッツインユース(ラジオを聴いている人を全て合わせた数値)は6~7%台(首都圏)。全部の局の数字を合わせても、これしかないのだ。
   その内訳を見ると
    • 12~19才 0.8%
    • 20~29才 2.7%
    • 30~39才 4.25%
    • 40~49才 7.2%
    • 50~59才 9.05%
    • 60~69才 13.85%
      • (2011年4月 首都圏データ)

上記から各年代の2015年の人口予測(注)に基づいた人数を掛ける

 18〜25歳 1,800万人 × 2%=36万人
 65歳以上  3,589万人 × 14%= 502万人



 (注)
 人口統計データは以下を参照 
 http://benesse.jp/berd/center/open/dai/between/2010/04/01toku_54_b.html
 http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2007/gaiyou/html/jg110000.html
 2%と14%はそれぞれ上記ラジオの現状から年代別の率をアバウトに算定。 
  
この数字を見て明らかなのは、2つの世代間でほぼ14倍の差があり、当然メインであるお年寄り層のユーザーがはるかに多い。
ということは、若者に受ける番組をつくってお年寄りの視聴者離れを起こせばメディアのリーチそのものが縮小してしまう。確かに将来的には若者に訴求したい気持ちはわかるが、ラジオというメディアがそれまで生きながらえることが出来るかという根本的な問題だ。



ラジオは若者に秋波を送るようなキャンペーンをやめて、ただちにお年寄りによりそうメディアに戻るべきである。
キャンペーン名は「お供します、ラジオです。」で決まり。











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